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mayのほのぼのブログ

現役女子大生のリアルな心情。

グループチャットの裏で行われる若者の心理戦について考えてみた

メールはもはや古い

私は今大学3年生ですが、みなさんと同じようにほとんどの連絡はLINEです。メールは、仕事で使う人と違って、メルマガやメーリスなどのように、一方的に大勢に送るときくらいにしかメールは使いません。なので、一対一で送り合うもの、という認識があまりありません。一回一回受信箱を開くのが面倒だし、気軽に送ることができないのです。

 

しかし、メールは気軽に送れない、といっていますが、LINEでは本当に気軽にコミュニケーションをしているかというと、全くそうではありません。むしろ、様々な心理戦が繰り広げられており、使う際に気を使わないといけないことは無数にあります。

 

そこで、今時の若者がLINEの中繰り広げているさまざまな心理戦について考えてみました。

 

個人LINEとグループLINE

LINEのメッセージのやりとりは個人同士で行うのが基本です。そして、大人数で同時にやりとりする際に、グループLINEが機能します。

 

そのグループLINEですが、私はグループLINEには2種類あると考えています。

 

1つ目は、大規模な公式のグループです。これは、クラス、バイト、サークルなど所属している団体全員が参加しているチャットです。そのグループ内の人全員と仲が良いわけではなくても、とりあえずこのような大規模なグループLINEに所属しておきたい気持ちがあります。

 

大規模グループ内では、事務連絡や飲み会の出欠などが会話のメインで、たまに雑談が入るというものの、ここで発言するのはとてもハードルが高いのです。50人いる中で自分が発言して既読が49で会話が止まる、なんていうのは恐怖です。絶対に避けたいところ。

 

 私の周りでもこのような大規模なグループでのコミュニケーションが苦手、という子が多いです。スタンプ一つだけでも発言するのをためらったり、ましてや意見を言うなんてできない。もし発言をしたら、「あああ言っちゃった」ってスマホを投げたくなる時もあります。

 

2つ目は気が合う同士で作られたグループで、だいたい3〜6人程度で構成されています。クラスの仲良しグループ(よくある「いつめん」)や、飲み仲間など、リアルな関係でも仲が良いグループのことを指すので、この中に苦手な人がいる、ということはほとんどありません。ここでは発言もしやすく、比較的会話がスムーズに行われます。

 

このような3~6人のグループは、大規模グループから派生したパターンが多く、サークルやクラス単位のなかで気が合ったメンバーが作ります。また、たまたまその場にいたメンバーで「今度飲みに行くか」と決まったときに作ることもあります。

 

このような少人数のグループに招待されるって、なんか「選ばれた」「誘ってもらった」って気分になってちょっとうれしい気持ちになるんですよね。

 

会話が盛り上がるベストな人数は3~4人

発言しやすく、レスポンスが早く、「わろた」「それな」のような短いコメントも気軽に送ることができる。このように、グループにおいて絶妙に心地のいい人数は3~4人であると私は考えます。

 

5人や6人のグループでありがちなのが、その中の一部で会話がどんどん進んでしまうこと。めったに発言しない子が絶対に出てきてしまいます。自分が発言しなくても会話が進んでいくと「しゃべんなくてもいっか」と思ってしまうのでしょうか。

 

確かに、自分が席をはずしているときに会話が盛り上がると、発言するタイミングがつかめなかったり、「え、それ個人LINEで話せばよくない?」って思うことがたまにあります。

 

個人LINEはグループLINEを陰で支えている

ここがとても重要なのですが、グループの規模に関係なく、グループで会話が進んでいる裏で、グループ内の個人同士がやりとりをしているということがよくあります。

 

つまり、グループで会話しつつ、裏で個別でも会話をしているのです。

 

一見すると、全部グループで話したほうが効率がいいのに、と思うと思います。しかし、個人同士のLINEはグループのコミュニケーションを円滑に進めるにあたってとても重要なのです。

 

一番多いのが、グループで予定を立てる場合。例えば、グループで「遊びに行こ」「いいね」「行こ行こ」となったきり話が流れてしまったとき。「この日に遊ぶから来れる人ー?」と言ったのに3人くらいしか返事をくれなかったとき。「調整さん」にスケジュール記入したものの全員の予定が合わなかったとき。

 

このようにグループ内で予定を立てるのが進まなかった際に、まずグループの中でも特に仲の良い友達に個人LINEを送ります。

 

「なんか、予定流れちゃったよね」「全然返信来ないけどみんな行く気あるのかな」「全員の予定会う日なくない?」

 

そして、この二人でどうする?と話し合って、「もう一度みんなに呼びかけよう」なり、「もう返事した人たちだけで行けばよくない?」、または「今月予定合わないなら来月にするか」などと方向性を決めるのです。

 

発言する際は味方を用意する

こうして二人で決めたことをグループで発言するのですが、このとき必ず味方、つまり個人でやりとりした友達に一緒に発言してもらいます。「じゃあ今からグループでこういうから何か言ってね」と事前に頼んでおきます。

 

わざわざ頼まなくても、ほとんど暗黙の了解です。

 

そして、「今月予定合わなそうだから来月にしない?」「そうだね、来月のほうがよさそう!」と二人で会話を始めるのです。

 

既読スルーをなんとかして避ける

なぜこのような細工をわざわざするのか?

 

第一に考えられるのが既読スルーを避けるためです。既読無視、といういい方はわざと返事しない、ちょっとイジワルなニュアンスがあるので、見たけど返信はしないでおく、既読スルーという言い方をしたいと思います。自分が発言して既読だけ増えていくってなんかちょっといやなんです。

 

これは呼びかけた人だけではなく、見ている人もそう感じています。「いいね!そうしよう」と自分が返信して、それが既読スルーされたらどうしよう、そもそもみんなはどう思ってるのかな??などと考え、第一声にコメントするのを控えるのです。

 

だから、むしろ会話を二人で始めてもらったほうがありがたかったりします。発言する側もそれをわかっているので、あらかじめ味方を用意することで会話をスムーズにしているのです。

 

予定を決める前の、遊びに誘う段階では、個人LINEから始まることもあります。グループで「遊ぼう!」と呼びかけてもいいのですが、さきほどの例のように予定を立てるのにつまづいたり、流れてしまうことがあるからです。個人同士でやりとりをしながら、「誰誘う?」と決めていくほうが多かったりします。

 

重要度は個人LINE>グループLINE

レスポンスの順番としては、まず個人でそのあとグループになります。グループチャットでメッセージが何十件もたまっても、他愛のない話だったり、スタンプだったりすることが多いので、個人LINEを重視します。既読スルーに関しても、グループよりも個人のほうが罪悪感が大きくなるべくしないようにします(または未読スルー)。

 

このように、グループだと稼働が落ちたり、優先順位が下がったりするので、会話が止まる。それを避けるために会話を始めるときは二人から始める、という先ほどの内容につながるのです。

 

おわりに

グループチャットの裏で繰り広げられている心理戦、いかがでしたか。私も、なにこれめんどくさいなー大変そうだなーと思いながら書いていました。

 

今回も、私の経験に基づいているので、若者全員がというわけではないと思います。50人以上いるグループでバンバン発言する子もいます(すごい)。高校生とか、年代が少し下になるとまた違った心理戦が繰り広げられていくのだと思います。

 

直接会うのとは違って、文字での会話だと、うまく伝えられなかったり、キツい言い方に捉えられたリ、また誤解を解くのも簡単ではありません。SNSが普及して気軽に言葉が発せられると思われることが多いですが、実はそれ以上に慎重に言葉を選んでいるのかもしれません。